<DISK REVIEW>

  下記の雑誌にサードアルバム「Eternal Ones」のディスクレビューが掲載されました。


◆ CD Journal 2008年11月号より
  さわやかな朝の目覚めを想像させるM-1、躍動感にあふれたM-2、ノスタルジックな M-3、緊張感にあふれたM-4、力強い旅立ちにふさわしい M-8など、どのオリジナル曲もサントラのような風景のイメージが投影されている。


◆ Swing Journal 2008年11月号より抜粋
  鬼武はいい曲を書くピアニストだ。今作が特にいい。この大作には地球によせる想いを込め、自然と人との関わりから生まれた曲を収めた。M-7で は、ベースとともに水面下に潜り、M-8で風を表現するパーカッションに心を動かされた。広い空間を感じさせることが可能な編成とメ ンバーが、成功の要因。


◆ HMVレビューより
  ヤヒロトモヒロのグローバルなリズム、そしてグレッグ・リーのメロディアスなベース。まさにワン・アンド・オンリーなピアノ・トリオ作品。


◆ ADLIB 2008年10月号より抜粋
  結成11年目を迎えたトリオが、ますますヴァージョン・アップしたグルーヴ感と心地よいリズム、美しいメロディで聴く者を魅了する、クール&ビューティなアルバムだ。前作以降、様々なアーティストとの共演で新境地を開拓した鬼武みゆき。そんな彼女のジャズは肩肘張らずに楽しむのが一番だ。


◆ Sound & Recording Magazine 2008年10月号より抜粋
  新たなピアノとの出会いで鬼武みゆきサウンドが進化!グレッグ・リー(b)、ヤヒロトモヒロ(perc)と結成した トリオが11年目を迎えるジャズピアニスト鬼武みゆ きが、3rdアルバムをリリース。従来通り巨匠・森本 八十雄氏がエンジニアリングを担当しているが、クレッセントスタジオにあるピアノ、ベーゼンドルファーインペリアルを使用したのが新機軸だ。鬼武の持つ柔らかなメロディ・ラインとマッチした極上のサウンドは必聴!


◆ "KAWAI DREAMATONE AND DIGITAL SOUND Vol.115" Listening Roomより抜粋
  鬼武みゆきが、ここまで生み出し続けている作品は、どれも、本当に“音楽のキモチ”が通じあえる仲間とでなければ表現しきれない“難解”というのとは違う、独自の多様性が盛り込まれているからで、その最も最先端のメッセージを、クールだが温かく伝えてくれるのが、この『エターナル ワンズ』だ。“人間による環境破壊によって自然界のバランスが崩れ始めようとしている”という現実に対しての批判もこめた真情を、鬼武自身のピアノと、鬼武のどんな微妙な表情の動きも見逃さない二人のリズムとの、しなやかな一体感と多彩なコントラストによって、あくまでも〈音楽〉として、美しく自由に、ときにはシリアスに表現しているのが魅力!!